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テープ起こし

「記者ハンドブック for ATOK」と文字起こし

ATOK&記者ハンドブック テープ起こし
すうさん<br>
すうさん

文字起こしの仕事を始めると、日本語を正確に書くってとても難しいと感じるものですよね。

そうですね。漢字の選択や、送り仮名も迷ったりしますよね。

すぅさん
すぅさん

そんな時には、辞書を使うんですが、文字起こし業界では、「記者ハンドブック」が使われることが多いです。

「記者ハンドブック」ですか?

すぅさん
すぅさん

はい。今回は、その「記者ハンドブック」と、それをATOKの辞書として使うことができる「記者ハンドブック for ATOK」について、お話ししますね。

記者ハンドブックとは?

「記者ハンドブック」とは、簡単に言えば、記者やライターのような書くことを仕事にしている人のための辞書です。

最新版は第14版です。

Webライティング、文字起こしなど、文章を書く仕事を在宅で請け負うときに、表現は「記者ハンドブック」に準拠するものにするという条件がよくあります。

また、実際に文章を書いていると、漢字の選択、外来語の片仮名表記などで迷うことは多いものですが、そのようなときに、この「記者ハンドブック」が役立ちます。

表現をより正確なものにしたり、統一性を持たせたりするには非常に有用です。

私は、文字起こしの仕事を始めたときに、1冊購入しましたが、そのときの最新版は第12版でした。現在(2023/5)の最新版は第14版です。

実際に文字起こし作業を行うときに、文章を書く上で、分からないことや迷うことがあるときには、この辞書を使って調べることになるわけですが、キーボードからいったん手を離して辞書をめくるという作業は、文字起こし作業の効率を著しく損ないます。

そこで役立つのが、「記者ハンドブック for ATOK」です。

「記者ハンドブック for ATOK」とは?

「記者ハンドブック for ATOK」とは、この「記者ハンドブック」をATOKの辞書として使用できるというものです。

詳しい機能や購入については、こちらから見てください。

私がこの「記者ハンドブック」辞書の機能の中で、文字起こしで特に便利だと感じるのは、以下の二つの場面です。

  • 経済用語表記の確認
  • カタカナ表記の確認

経済用語の確認

経済用語の起こしはやっかいで、送り仮名がむずかしいと感じます。例えば、「売上」なのか「売り上げ」なのかとか、「売り掛け金」なのか「売掛金」なのかといった具合です。

売掛金を入力する場合、ATOKでは、正しい表記に関する提案と、辞書の内容が表示されます。

変換例01

さらに、辞書ウィンドウにある〔参照〕「経済複合語」のところをクリックすると、経済複合語に関する表記のきまりも参照できます。

私は経済用語が苦手なので、以前は何度も「記者ハンドブック」を実際に開いて確かめていましたが、それがPC画面内で完結するので、スピードは格段に上がりました。

外来語のカタカナ表記の確認

外来語のカタカナ表記でも、経済用語と同様に、その威力が発揮されます。

例えば、「コンピューター」の最後の伸ばし棒は必要ですか? また、「ソフトウェア」ですか?それとも「ソフトウエア」でしょうか? 迷うときって、ありますよね。

「記者ハンドブック for ATOK」なら、こんな感じで提案してくれます。

変換例02

これ、すごくないですか?

私はこれでかなり助かっていますよ。

まとめ

まとめです。

以前の記事でも書きましたが、「ATOK」は「Google日本語入力」などとは違って有料で、最安でも月330円(税込み)はかかります。

「ATOK」だけでも、高機能ではありますが、「Google日本語入力」も十分高機能なので、「ATOK」だけのために、月に330円を払う気にはなれません。

でも、「記者ハンドブック」の機能を考えると、「ATOK」導入も仕方ないかなと思ってしまいます。

というわけで・・・

すぅさん
すぅさん

「記者ハンドブック for ATOK」は便利なので、「ATOK」もついでに導入しましょう。

以上が私のおすすめです。

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