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書評:『何を書けばいいかわからないひとのための うまく はやく 書ける文章術』

その他
すぅさん
すぅさん

今日も何か書かないと・・・でも何を書けば・・・

ブログ運営、あるあるですよね。

すぅさん
すぅさん

ということで、そんなときに役立ちそうな本の紹介です。

日本実業出版社から出ている、『「うまく」「はやく」書ける文章術』という本です。

どんな本? 内容について

この本は書名にあるように、「うまく」そして「はやく」記事を書くための本なのですが、ブログ、SNSなどで文章を書く機会が増えた私たちが、どのようにそれを行えるかをとても分かり安くまとめてくれています。全部で7章構成です。

第1章 序論

ここでは、「うまい文章」とはどのようなものか、また「うまい文章」を書くために必要な情報収集をどのように行うかがまとめられていました。文章を書く目的と対象を意識すること、そしてそのためのアンテナをどのように張ればいいかが書かれています。

特に、情報収集するためのアンテナの張り方を図入りで解説している部分は非常に分かり安く、ブログで書くネタに困っている人には目からうろこの内容です。

第2章~第7章

第2~7章は、文章を書くための5つのステップが順を追って取り上げられています。

文章を書くための5つのステップ
  • STEP① 外部からの情報収集(第2章)
    • 一次情報をどうやって集めるかを扱っています。現場から得る、人から聞く、本や雑誌から得る、インターネットから得るなどの具体的な方法や得た情報を価値あるものにするためにできることを扱っています。
  • STEP② 自分自身の情報収集(第3章)
    • 自分自身の情報収集について筆者は「自分の体験、感情・考えを棚卸しする」という表現を使っています。体験談、成功体験、失敗体験を「響く文章」にするために、棚卸しした内容をさらに深掘りするにはどうすればいいかが語られています。
  • STEP③ 見取り図で可視化する(第4章)
    • 情報がそろった後に、すぐ書き始めるのではなく、8つの準備をすることを筆者は勧めています。
    • 8つの準備を見取り図を使って行い、実際に書くときには、その見取り図を見ながら、そのとおりに書けているか確認しながら書くことが大切だそうです。
  • STEP④ フォーマットに落とし込む(第5章、第6章
    • 筆者は、文章のタイプに沿って5つのフォーマットを準備しています。その中から選んでそれにそって書くことで、「どういう流れで書こうかな?」と悩む必要がなくなると書いています。
  • STEP⑤ 磨き上げる(第7章)
    • 書いた文章を磨き上げるのですが、「情熱で書いて、冷静で直す」というフレーズが使われていて面白いです。
    • 「冷静で直す」ための8つのポイントが上げられており、特に文章を削って簡潔で分かりやすくする方法が分かり安く説明されています。

まとめ

ブログ運営をしていると、何を書こうか迷うものですが、この本の中には『ネタ探し』の具体的な方法が分かりやすく説明されていて、やってみようと思わせる内容に仕上がっています。

また本書では、文章を書く前に何をすべきかが分かりやすくまとめられています。私のようにせっかちな人間はテーマが決まるとすぐに文章を書き始めたくなるのですが、その前に何をすべきか、なぜそれが必要かなどが項目ごとにまとめられています。

一度ざっと読み通してから、書かれているとおりに文章を書いてみようと思ったときに、もう一度本の内容を見返しながら、要点を思い出しやすいようにまとめられている点もとても便利です。

項目別、要点別にまとめられているので、「あれはどういうことだったけ? どこにあったけ?」というときにも、目当ての箇所をすぐに見つけることができる構成になっていて、文章の書き方の辞書のような使い方ができそうです。

こんな人におすすめ

ブログを始めたばかりの初心者はもちろん、ブログを書いているもののPVがなかなか延びない人にも初心に帰る意味でとても役立つと思います。

ブロガーSNSで発信している人Webライターなどの物書きの初心者にはうってつけの1冊です。

私もしっかり読んで活用したいと思っています。

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