テープ起こしを仕事として始めたいときに、まずおすすめしたい方法はテープ起こし業者へのライター登録です。
前にもそんなこと言ってましたね。
そうそう。それで今回は、この記事の中で言っていた、テープ起こし業者へのライター登録の話です。
テープ起こし業者への登録の流れ
初心者にとっては、テープ起こし業者にライター登録して、そこからお仕事をもらう方法が一番確実で、安全です。
以下、それぞれのステップを簡単に解説しますね。
登録したい業者を探す
ネットを少し探せば、テープ起こし業者はたくさん見つかります。ウェブサイト上でライターを募集している業者も少なくありません。
また、例えばこんなサイトが応募できそうな業者を特集しています。
実際にどこがいいのか、迷うところですが、大きな所ほうが安定して仕事をいただける可能性も高いです。ネットで口コミを探してみるのもいいですね。
取りあえず、駄目でもともと、当たって砕けろで応募してみましょう。
応募フォームに必要事項を記入して送信する
自分の情報を送ります。
氏名などの一般的な情報の他に、ライターとしての経験、得意分野などを求められると思います。
最初に自分をアピールする場になるので、書けることはなんでも積極的に書きましょう。テープ起こしライターとしての経験がなくても、その主な仕事は文章を書くことなので、関係するような仕事の経験があれば、積極的に記載しましょう。例えば、事務で手紙や資料作りの経験があれば、ある意味ではライターとしての経験になります。
得意分野についても、控えめで謙虚にではなく、少し大げさでもいいので、しっかりアピールしましょう。
トライアルを受ける
応募申し込みの審査をパスすると、トライアルを受けることになります。
10分程度の音源が送られてきて、それを起こしてみるというトライアルが一般的です。
テープ起こし業者からトライアルの音源と起こし方の説明が送られてくるので、期日までにトライアルを済ませて納品します。
私が受けたことのある業者は、ケバ取りと素起こしを指定してきました。
履歴書などを送って契約を交わす
トライアルにパスすると、正式契約となります。きちんとした履歴書の送付も求められる場合があります。
以上で登録が完了となります。
トライアルの対策
実際にライター登録に応募する前に、トライアルを想定して練習しておくことをおすすめします。
トライアルの起こし方は、ケバ取りや素起こしが一般的です。それで10分程度の音源をネットなどから適当に入手して、起こす練習をして、慣れておくとよいです。
トライアル対策で練習をするには、最低限、パソコン、ヘッドフォン、テープ起こし用のソフトが必要になりますよね。
テープ起こし用ソフトは、【聞々ハヤえもん】がおすすめです。
ヘッドホンも過去記事が参考になります。
注意点
テープ起こしライターの仕事を始めるにあたって、一つだけ注意が必要です。
ときどき、仕事を紹介するために、まずはテープ起こしスキルを磨くということで、教材を買うように勧められたり、有料のテープ起こし講座の受講が求められたりすることがあります。
これには注意しましょう。テープ起こしのスキル向上は必要ですが、仕事の紹介とセットになっているものは怪しいものも少なくありません。そういうところからの仕事は受けないほうがよいです。
注意しましょう。
何事も一歩踏み出す勇気が必要です。テープ起こしの場合は初期投資も少額ですむので、まずは始めてみましょう!!