テープ起こしのアルバイトを始める場合、何が必要でしょうか? それについて書いてみますね。
必ず必要なもの・・・
必ず必要なのは次のようなものです。
PC(パソコン)
PCを持っていなくてテープ起こしを始めたいという人はほとんどいないと思いますので、既に持っていると思いますが、確認しておきたいのはスペックです。
ノートパソコン、デスクトップパソコンどちらでも構いませんが、特に重い作業をするというわけではないので、通常のWord、Excelでの作業が可能なPCであれば問題ないです。
ちなみに、現在私が使用しているものはのスペックは以下のとおりです。
- CPU: Intel Core i5 第10世代
- メモリ: 8G
- ストレージ: 256G
この程度であれば十分です。要は高スペックのものは不要です。
ネット環境とメールアドレス
テープ起こしの仕事の流れとして、仕事を受けるとき、納品するときには必ずネット環境とメールアドレスが必要になります。また起こし作業中も、内容によっては頻繁にネット検索することが必要になりますので、これは必須です。
通常の光回線とGメールなどのフリーアドレスがあれば問題ありません。
インストールしておきたいソフトウエア
- Microsoft Word などのワープロソフト
- テープ起こしの場合、通常はWord形式の納品が多いです。たまにExcelやテキストファイルでの納品もあります。
- 音源再生ソフト
- 無料のオープンソフトで十分に対応可能です。私は「聞々ハヤえもん」を使っています。
イヤホンまたはヘッドホン
いつも良い音質の音源を起こすことができるとは限らず、録音状態がかなり悪いものも少なくありません。ですからある程度の音質のものを用意するとよいです。
とはいえ、何万円もする高価なものは必要ないです。
辞書
テープ起こしは誰にでもできると思われがちですが、仕事にするとなるとやはりそれなりの品質が求められ、正しい日本語で起こすのは当然のことです。漢字の使い分けや送り仮名、カタカナ語の正しい表記などのためにはやはり辞書は必要です。
テープ起こし会社の多くが基準としているのが、「記者ハンドブック」です。それほど高くないので、1冊あると助かります。
あると便利なもの・・・
次に、あると便利なものを挙げておきます。
サブモニター
これは本当にあると便利です。
テープ起こし作業をするときには、音源再生ソフトとWordの他に、ウェブ検索のためにブラウザを開いておく必要がありますし、音源にPDFの資料が添付されている場合などはそのPDFファイルも開いて見ることができるようにしておく必要があります。
そうすると、恐らくモニター1台では画面がいっぱいで、切り替えながら使うことになり、これが生産性を著しく低下させます。
ということで、サブモニターがあると非常に便利です。
外付けキーボード
特にノートPCを使っている場合には、これもあると便利です。
テープ起こし作業では、かなり長い時間PCの前に座って文字を打ち続けることになるので、画面の位置や高さを自分の姿勢がよくなる位置に合わせると、疲労を軽減できますし、ミスタイプも減ります。
私はノートPCスタンドを使用して、姿勢がよくなる目線までノートPCの画面を高くしているのですが、そうするとキーボードが打ちにくい位置になってしまいます。
そのようなときに、外付けのキーボードがあると非常に便利です。
ノートPCスタンドについては、私は下のようなものを使用しています。